政府と連合 実務者レベルで初の意見交換

2009年11月17日 11:00

 政府と日本労働組合総連合会(連合)の実務者レベルの初の意見交換会が16日開かれ、平野博文内閣官房長官は「月1回程度意見交換会を開いていくこととなった」と語った。

 連合からは政府に対し、12月の早い時期に鳩山由紀夫総理と古賀伸明連合会長との会談の日程調整をして欲しいとの意向も伝えられた。

 この日の意見交換には平野官房長官はじめ、大島敦内閣府副大臣、古川元久内閣府副大臣、細川律夫厚生労働副大臣らが出席。連合側からは南雲弘行事務局長はじめ、5人の副事務局長らが出席した。

 連合では、民主党が野党時代から意見交換を図ってきたが、与党となった新政権の下で、実務者レベルでのざっくばらんな意見交換を図っていきたい、として政府との実務者レベルの意見交換の機会を調整してきた。年内にもう一度、こうした機会を持ちたい意向だ。
(編集担当:福角忠夫)