今年4月1日現在で29歳以上40歳未満の人を対象に国家公務員の中途採用試験(第1次試験)が9月6日、全国の会場で実施されるが、人事院の発表によると、行政事務、税務、機会など8区分で169人の採用予定に対し、受験申込者は1万1337人となり、競争率は67・08倍と昨年度の59・92倍より狭き門になっている。
また、女性の申込者は2940人で、申込者に占める女性の比率は25・9%と昨年度(26・2%)に比べ0・3ポイント減少した。
区分別で申込状況をみると、行政事務区分が最も多く35人の採用予定に4623人が申し込んでいる。九州エリアでは2人の採用予定に543人が申し込んでおり、競争率は271・5倍。
このほか、税務は69人の採用予定に4043人。機械は2人対し263人。土木は2人に対し218人。林業は5人に対し310人。皇宮護衛官は2人に対し230人。刑務(男子)は44人に対し1169人。同(女子)は6人に対し81人。入国警備官は4人に対し400人が申し込んでいる。
最終選考は各府省で面接などが行われ、12月4日に合格者が発表される。
(編集担当:福角忠夫)