民間投資拡大 アフリカ開発会議 横浜市で

2013年06月03日 19:22

 日本政府主導の「第5回アフリカ開発会議(TICAD5)」が、6月1~3日、横浜市で開催された。

 安倍首相は、開会式で、日本の官民による対アフリカ支援を、今後5年間で、最大3.2兆円とする方針を発表した。そしてインフラ整備に円借款などで、6500億円を拠出する他、3万人の人材育成するアベイニシアチブ」を明らかにした。
 
 TICADは、アフリカ開発の重要性を訴えるため、日本政府が主導し、国連、世界銀行などと共催して、5年に一度、アフリカ諸国の首脳を日本に招待して、首脳会議を開くもの。首脳会議以外にも、毎年閣僚級のフォローアップ会合を開催し、首脳会議で表明された支援策の進捗状況を確認している。

 3.2兆円に上る対アフリカ支援は、1兆数千億円の政府開発援助(ODA)や民間による投資を合わせた官民支援の総計。4日間における「マラソン会談」で、阿部首相は、大統領や首相など各国首脳38人と個別に会う。この他国連事務総長や世界銀行総裁などとも会談する。

 2000年以降、中国、韓国、インドが同種の会談を設置した。特に中国のアフリカ政策はここ2~3年急激に増加しており、中国とアフリカの貿易総額は162億ドルに達している。投資額は中国の31億7000万ドルに対して日本は、4億6400万ドルとなっている。(編集担当:犬藤直也)