藤村修官房長官は18日開かれた民主・自民・公明の3党幹事長会談で、輿石東民主党幹事長が党首会談が行われる以上、臨時国会の召集についても議論の対象になるだろうとし、「与党として考えは持っている」としたことについて、同日夕の記者会見で「そう発言されているが、まだ(輿石幹事長から)考えを聞いていない」と語った。輿石幹事長は月内開会も視野に入れている。
また、この日開かれた参議院決算委員会に田中慶秋法務大臣が出席しなかったことについて、藤村官房長官は「田中法務大臣の出席要請は参議院の委員長からあったと聞いているが、法務省によると、重要な公務のため調整がつかず、出席できなかったというふうに聞いている。また、今回の決算委員会では復興大臣と財務大臣が指定で、そのほかの大臣は要求ベースということなので、重要な公務がある場合には副大臣による対応ということになっていたというふうにきいている」とし、田中法務大臣が出席しなかったのは、あくまで「公務日程の都合によるものと思う」とした。(編集担当:森高龍二)