鳩山由紀夫民主党幹事長は麻生太郎首相が施政方針演説で『私は決して逃げない』と発言していたことに対し、1月29日午後の衆議院本会議で「総理は『私は決して逃げない』と言いながら、国民の審判から逃げまくっている」と首相の姿勢を批判。
加えて、「国民の期待に応えるように政府が機能していないとき、真摯に国民に問いかけ、国民の判断を仰ぐ。その結果、国民の支持を得た新たな政権が生まれ、国民が必要とする政策を力強く実行していく。これこそがまさしく民主主義、国民主導の政治の力だ」と解散・総選挙を一刻も早く行うように決断を迫った。
また、消費税の見直しについて「ムダ遣いや天下り、わたりの根絶とバラマキの排除を徹底しない限り、消費税増税の議論は国民の理解を得られないどころか、国民経済の足を引っ張る」と消費税を論議する前にムダ遣いの一掃など、国民が納得するだけの環境整備をするべき旨を強調した。