オリンパスメディカルシステムズは、世界で初めてリアルタイム観察が出来る小腸用「オリンパスカプセル内視鏡システム」(エンドカプセル)を販売している。画質は通常内視鏡に匹敵する高画質を実現。
エンドカプセルは、外径11ミリ、長さ26ミリ。約6万枚の画像から医師の読影作業を効率化するワークステーションも備えられている。
小腸用カプセル内視鏡検査は小型カメラや照明を内蔵した錠剤大のカプセルを飲み込めばよく、患者にとって負担の少ない検査。カプセルは消化管の蠕動運動によって移動しながら2秒間に2枚、約8時間かけ、合計約6万枚を撮影する。
撮影画像は、カプセル本体から無線で患者が身に着けたアンテナに送信され、順次受信装置に蓄えられる。撮影終了後、医師が受信装置から画像データをワークステーションにダウンロードして診断する。