視聴環境に応じて映像を自動調整するテレビ

2008年09月17日 11:00

 東芝は今月15日から視聴環境に応じて映像を自動調整する「おまかせモード」を備えた地上・BS・110度CSデジタルハイビジョン液晶テレビ「レグザAV550シリーズ・26AV550と22AV550を商品化し、販売を始めた。

 このシリーズには大型モデルに搭載されている高画質映像処理システム「新メタブレイン・プロ」を採用。視聴環境に応じて映像を自動調整する「おまかせ」モードを搭載し、高画質を実現するとともに、AV機器やPCなどとの連携が可能な「レグザリンク」も搭載したパーソナルモデルに仕上げている。

 「おまかせ」モードは、同社によると、設置地域の日の出、日の入時刻を計算して室内での照明使用時間を推測するとともに、部屋の照度やテレビに映される映像コンテンツの種類などの視聴環境を自動的に検出する。

 これにより「明るい部屋で視聴する時には鮮やかにメリハリのある映像を表現し、暗い部屋で映画を視聴する時には映画の質感を再現するなど、ユーザーの手を煩わせることなく、最適な画質を楽しむことができる」という。

 また、新商品には新開発の「シンプルレグザリモコン」を採用。このリモコンはチャンネルボタンを従来機種の約1・3倍の面積にし、見やすく押しやすくすることで操作性を高めている。

 また、新聞のテレビ欄と同様に横軸に放送局名、縦軸に時刻、各番組欄には番組名と番組説明を同時に高精細フォントで表示する電子番組表「レグザ番組表・ファイン」、入力信号の遅延を抑えた「新ゲームモード」、「オン・オフタイマー」、DVDプレーヤー/レコーダーやゲーム機、PCなどに接続可能なHDMI端子など、従来の「レグザシリーズ」で搭載しているさまざまな機能を引き続き搭載することで、小型でありながら使い勝手の良い商品にしている。