飲酒運転もっと厳罰化すべき 7割超える

2008年09月09日 11:00

 飲酒運転について、7割以上が「もっと厳罰化を進めるべきと思う」と答え、30代女性では5人中4人近く(78・1%)が「もっと厳罰化を進めるべき」と厳罰化を求めている、ことがネットエイジアリサーチの調べで分かった。

 これは、同社が8月13日~8月19日にかけて、20歳~59歳の男女を対象に「飲酒運転に関する調査」をFlash型ネットリサーチで実施したもの。回答数は男800人、女800人の1600人だった。

 飲酒運転の現在の罰則では、70・1%が「もっと厳罰化を進めるべきだと思う」と答え、「現在のままでよいと思う」は23・8%だった。また「軽減すべきだと思う」は1・2%。男女別では「もっと厳罰化を進めるべきだと思う」は男性が66・0%、女性74・0%で女性の方が厳罰化を望む声が多かった。

 一方で、今後、飲酒運転をする可能性があるかの質問では、全体の4・4%が「可能性がある」と答えていた。特に20代後半の男性は、9・4%が「ある」と回答。また、友人や知人が飲酒運転をしようとするのを目撃した場合の行動については、「絶対に飲酒運転をさせないようにする」は60・4%、「飲酒運転をしないように勧める」は38・3%、「見ない振りをする」は1・3%だった。男女別では53・6%の男性は「飲酒運転をさせないようにする」と回答したのに対し、女性は67・3%が「させないようにする」と答え、女性の方が飲酒運転に対する規範意識が高いことが窺えた。