現役学生と学ぶ国内短期留学 今年は6コース

2008年08月20日 11:00

 地域の特性を活かしたプログラムや、現役学生と一緒にキャンパスライフを満喫できるなどで人気の「秋の国内短期留学」の概要が日本旅行から8月19日、発表された。今年は6コース。50歳以上の男女を対象に募集する。

 シニア短期留学では(1)その土地の自然・歴史・文化・食などを講義として学ぶことができる(2)春や秋など、季節の良い時期に実施する(3)学生がキャンパスにいる時期に開催するため、特別講義だけでなく、学生と一緒に受講したり、図書館や食堂などを利用したり、キャンパスライフが楽しめる(4)午後のアクティビティ(校外学習)もプログラムに含んでおり、講義に関連した地域を訪ねたり、見学したり、自分で確かめることができる(5)全国から集まった参加者や地元の方との交流を通して自分を見つめる良い機会になるなど、が大きな魅力となり、毎年、人気の企画になっている。その地域に1週間から2週間にわたって、ゆっくり滞在することにより、その土地の魅力に改めて気付くということもあるようだ。

 今回のコースは(1)日本装飾美術学校シニア短期留学(8月31日から9月6日までの7日間コースや8月31日から9月13日までの14日間)コース(2)金沢大学 シニア短期留学(9月11日から9月17日までの7日間)コース(3)島根県立大学 シニア短期留学(9月28日から10月11日までの14日間)コース(4)別府大学 シニア湯けむり短期留学(11月12日から11月19日の8日間)コース(5)鹿児島大学シニア短期留学(11月24日から12月6日までの13日間)コースが用意されている。

 例えば、島根県立大学シニア短期留学では「松江の歴史と文学、文化を訪ねる」「出雲の歴史と文化を訪ねる」「出雲の民話や出雲弁を楽しむ」などのテーマの下での講義のほか、校外学習では「松江の町、小泉八雲ゆかりの地を巡る」「出雲大社、古代出雲歴史博物館などを訪ねる」「世界遺産石見銀山、古代出雲の遺跡や中心地をめぐる」「宍道湖しじみウォッチングや出雲の食を体験」 などが予定されている。募集定員は25人(最少催行人数15人)松江ニューアーバンホテルに宿泊して、大学に通う。料金は1人24万9000円。このほかのコースや詳しい短期留学の問い合わせは日本旅行関西企画旅行支店(06-6209-0707)。