日本人の暮らしの知恵・暑い夏を「打ち水」で賢く、涼をとろう。国土交通省は8月1日12時30分から都内の合同庁舎3号館正面玄関前外務省側で「打ち水大作戦2008」を展開する。(雨天時は8月4日に延期する)
打ち水は、庭先や道路に水を撒くことにより地表の温度を下げて、夏の暑さを和らげる日本人の生活の知恵で、近年、ヒートアイランド現象が問題となっていることから、打ち水の効果が見直されている。
同省ではヒートアイランド対策や生活の中での水の再利用の促進について職員の認識を高めることを目的に平成16年から実施しており、今年で5回目の開催となる。
打ち水に使用する水は、風呂の残り湯など一度使われた水を使うことが大原則。このため、今回の「国土交通省打ち水大作戦2008」においても、東京都下水道局の協力により提供される下水再生水や合同庁舎3号館地下のお風呂の残り湯を使用する予定。
国土交通省では「涼しさを演出するため、浴衣での参加を奨励しており、打ち水前後の気温の測定を行い、打ち水の効果の検証を行う予定」をしている。