弁当で奈良アピールへ 奈良食材使用の弁当公募

2008年06月23日 11:00

 奈良県が奈良で食べたいお弁当を募集している。2010年の平城遷都1300年を前に、食べ物・味覚の面から奈良をアピールしようと、お弁当を通して多くの観光客に奈良の「食」を楽しんでもらうための知恵を募っているもので、応募受付期間は8月22日(当日消印有効)まで。

 作品は未発表のものであること。また、使用材料として、大和野菜、大和肉鶏、大和牛など奈良県産の食材を基本として、スーパーや小売店などで流通しているものから選ぶこと。刺身など生ものを避け、季節や時間の経過を配慮して食品衛生法上、安全に提供できること。販売価格は800円から1500円前後に収まること。弁当として販売されることを想定して、ネーミングや容器、パッケージデザイン(かけ紙)を考えること、などが条件。

 応募用紙は奈良県ホームページからダウンロードし、必要事項を記入のうえ、弁当の完成写真を2Lの大きさで添付して郵送または電子メール、持参の方法で応募すること。

 審査は第1次が9月中旬にあり年内に最終決定される。審査には奈良のうまいものづくり部会委員や仕入れ担当の旅行業者らがあたり、県民参加の特別審査(県民ホールや県内スーパー、コンビニなどに公募作品を写真で展示、そこで人気投票を行う)も予定している。詳しくは奈良県農林部・奈良のうまいものあじわいグランプリ係(電話0742・27・7401)。