緑茶と緑茶殻配合の靴の中敷き 伊藤園らが開発

2008年05月23日 11:00

 伊藤園は緑茶と緑茶殻を配合した靴の中敷き(インソール)を日本ケミフェルトと共同で開発した。商品名は「カテキン快足」で、日本ケミフェルトから5月下旬に市場に出される。

 「カテキン快足」は、日本ケミフェルトが開発した特殊ラバーフェルト素材「ケミフェルト」に、緑茶飲料製造工程で排出される茶殻を配合した樹脂(茶配合樹脂)と緑茶の茶葉を配合してつくった。

 「ケミフェルト」はゴムとフェルトの良い面を併せもつ素材のため弾力性や通気性、吸湿性があり、また、茶殻を配合することで抗菌・消臭性も付与されているという。また、緑茶を加えることにより、さわやかな緑茶の香りがする。1足分あたりに緑茶飲料「お~いお茶」500mlPET約2本分の茶殻が配合されている。