三大感染症を中心に国際シンポジウム 東京で

2008年05月20日 11:00

 第4回アフリカ開発会議や、G8北海道洞爺湖サミットに先立ち、三大感染症を中心とした国際シンポジウムが5月23日と24日、都内のグランド・プリンス・ホテル赤坂で開催される。国際保健協力のあり方や世界基金が国際保健協力に果たす役割について討議する。

 シンポジウムは外務省、世界基金支援日本委員会、世界エイズ・結核・マラリア対策基金(世界基金)が主催するもので、福田康夫総理、森喜朗元総理、緒方貞子国際協力機構理事長、ミッシェル・カザツキン世界基金事務局長、ピーター・ピオットUNAIDS事務局長、河野雅治外務審議官のほか、WHO、世界銀行など、三大感染症や国際保健問題に携わる国際機関、各国・地域の政府機関、学術機関、財団、NGOなど国内外から130人の関係者が出席する予定。

 今回のテーマは沖縄から洞爺湖へ「人間の安全保障」から見た三大感染症への新たなビジョン2008で、緒方貞子国際協力機構理事長が基調講演を行う。