ローソンが4月8日からローソンパスやマイローソンポイントを所有している会員カード所有者に50ポイント単位でCO2排出削減量10キログラムと交換するCO2オフセット運動をスタートさせる。「お客様がポイント交換や現金を通じて排出権を取得するという仕組みは国内流通業では初めて」(ローソン)。
これは途上国など地球の他の場所で実現したCO2の排出削減量=クレジット(排出権)を取得し、CO2削減プロジェクトに貢献することでローソン会員自らの排出量の一部を埋め合わせるというもの。客は100円買い上げ毎に1ポイント提供されているポイント50ポイントでCO2排出削減量10キログラムと交換できる。
ローソンでは環境社会貢献コース(CO2オフセット10キログラム、1口50ポイント)では累計で500ポイントごとに、オリジナル「CO2オフセット証明」をケータイ・PCへ送信。累計で2500ポイントになればオフセットの証書とカードがセットになった証明書を発行するとともに、「コンビニECOバッグ」を送ることにしている。
また、店頭のマルチメディア端末から現金での参加もできるようにしており、CO2が200キログラムの場合1050円、500キログラムの場合2500円、1トン4500円のコースを設定。現金で2500円以上の参加者にはCO2オフセットの証明書とコンビニECOバッグを送る。200キログラムの参加者にはCO2オフセットの証明書が送られる。