大卒予定者の就職率 関東と九州で6・7%の差

2008年03月18日 11:00

 今春大学や短期大学、高等専門学校、専修学校を卒業する学生のうち、就職を希望する学生の2月1日時点での就職内定率が大学で88・7%、短期大学で76・7%、高等専門学校で99・6%といずれも前年同期に比べ、1・0%、6・1%、1・2%良くなっていることが文部科学省と厚生労働省の共同調査で分かった。ただ、専修学校は81・6%と短期大学を上回る就職率ではあったが、前年同期に比べ1・7%ダウン。また、大卒予定者の就職率では関東など首都圏での就職率と九州など地方での就職率に最大6・7%の差が生じていることも分かった。

 調査は大学62校、短大20校、高専10校、専修学校20校の計112校、学生、生徒6250人を対象に実施したもの。

 それによると、大卒予定者の73・8%が就職を希望しており、就職希望者は前年同期より2・0%増えていた。短大卒予定者も80・2%が就職を希望し、前年同期より2・9%増えていた。専修学校卒予定者は91・4%が就職希望で、前年同月より0・7%の増加。高等専門学校卒業予定者だけが57・3%の就職希望と前年同期より6・5%減少していた。

 大卒予定者の地域別就職内定状況では都市圏の関東地区(90・7%)とトヨタを中心とした工業地帯を軸にしている中部地区(90・0%)が90%台に。大阪など近畿地区は89・7%と大卒予定者の就職率(88・7%)を上回っていたが、中国・四国地区は87・0%、北海道・東北地区は84・2%、九州地区は84・0%といずれも前年同期よりは改善しているものの、地域間の格差が窺える結果となっている。