南スーダンに日本大使館オープン 関係強化へ

2013年07月02日 18:26

 政府は1日、南スーダンの首都に日本大使館をオープンした。安倍晋三総理が5月にサルヴァ・キール・マヤルディト大統領と会談の際に大使館開設の意向を伝えるとともに、「ナイル架橋や河川港の整備など南スーダンの平和と安定を引き続き力強く支援していく」としていた。大使館開設は南スーダン政府からも要請がでていた。

 外務省は「同国との二国間関係の更なる強化、ODA、自衛隊派遣等を通じた平和と安定の定着支援の強化、現地在留邦人保護体制の一層の整備を目指して開設した」としている。

 外務省によると「大統領からは、さきの首脳会談で日本からの支援や技術協力に対する期待の表明があったほか、日本企業の進出や技術移転に対する期待表明もあった」という。また、キール大統領は南スーダンの国内投資法整備についても言及したとしている。(編集担当:森高龍二)