今回のニュースのポイント
1日の東京株式市場で日経平均株価は、前日比412円64銭高の7万474円96銭と高値圏を維持して取引を終えました。寄り付き後に大きく上昇した後は利益確定売りに押されて上げ幅を縮小したものの、終日を通じて7万円台を維持しています。為替市場で1ドル=162円707銭近辺と円安基調が続いたことも相場を下支えしました。一方向に買い進む展開ではなく、高値圏で売りを吸収しながら新たな価格帯を形成する「値固め」の動きがみられており、市場が7万円台を新たな基準として受け入れ始めている様子がうかがえます。
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1日の東京株式市場で日経平均株価は反発し、前日比412円64銭高の7万474円96銭で大引けを迎えました。前日の米国株式市場の上昇や、外国為替市場で1ドル=162円台後半まで円安方向へ推移したことを背景に、取引開始直後から買い優勢の展開となりました。一時は心理的節目である7万円を大きく上回り、7万2000円近辺まで急伸する場面もありました。
しかし、短期間での急ピッチな上昇に対する警戒感から、その後は利益確定売りが相次いで流入し、日経平均は上げ幅を縮小する動きをみせました。それでも、下値を売り急ぐような崩れる場面は限られ、売り一巡後は底堅さを発揮しました。後場に入ると、概ね7万円台前半でのもみ合いが続き、市場参加者が次の方向性を探るなか、高値圏を保ったまま本日の取引を終えています。
外国為替市場においてドル/円が162円707銭近辺と、引き続き円安基調で推移したことも相場全体の底堅さに寄与しました。輸出企業の採算改善期待などが下値を支える一方、市場では円安のみを材料に一段高を追うような過熱感は抑制され、利益確定売りとの需給の均衡点を模索する展開となりました。
今回の値動きで重要視すべきは、412円高という上昇幅そのもの以上に、7万円台という歴史的な価格帯において市場がどのような需給バランスを示したかという点にあります。寄り付き直後の急伸が剥落した後に失速することなく、売り圧力をこなして7万円台を維持して引けた事実は、市場参加者がこの新たな水準を一定程度受け入れ、支持帯を形成しつつあることを示唆しています。
相場の局面は、一本調子の上昇相場から、新価格帯における「値固め相場」へと移行しつつあります。今後は、目前に控える主要企業の決算発表やマクロ経済指標、為替動向を慎重に見極めながら、高値圏を維持できるかどうかが当面の焦点です。(編集担当:エコノミックニュース編集部/Editorial Desk: Economic News Japan)













