キューピー、平成24年11月期 第3四半期決算を発表

2012年10月04日 11:00

 キューピー<2809>が3日に発表した平成24年11月期 第3四半期決算では、売上高が3,779億37百万円(前年同期比4.1%増)、営業利益は192億48百万円(前年同期比21.5%増)、経常損益200億31百万円(前年同期比20.7%増)となっている。四半期純利益においては、110億87百万円(前年同期比53.9%増)と前年を大きく上回った。

 要因として売上高は調味料・加工食品事業やサラダ・惣菜事業が好調に推移。また利益面では、昨年の震災後に広告宣伝活動や販売促進活動を自粛したことで、当期のマーケティング費用は増加したが、サラダ調味料や中食向けの高付加価値商品の販売が伸張したことなどから増益となっている。また、昨年の東日本大震災の保険金などの受取りや、連結子会社株式の追加取得による負ののれん発生益を特別利益として第2四半期連結会計期間に計上したこともあり、四半期純利益も増益での着地となった。

 また、同日発表された通期の見通しについては、修正なしとしている。