竹島 司法機関で白黒はっきりしましょう 総理

2012年10月02日 11:00

 野田佳彦総理は1日の記者会見で、竹島問題について「我が国固有の領土であるということをちゃんと国際司法機関の中で白黒はっきりしましょうよというのが我々の立場」と強調した。

 一方で、尖閣問題については「国際法上も歴史上も我が国固有の領土であるということは間違いないという上に、今、有効支配しているという現実がある」とし「したがって、これは領有権の問題は存在はしないというのが我々の立場」と改めて尖閣に関して領有権問題は存在しないと主張した。

 野田総理は「竹島は実効支配は今、韓国が行っている。それに対して国際司法裁判所に共同付託するよう働きかけを行ってきたが応じていただいてはいない。残念なことであるが、現実に領有権の問題が発生している」とした

 一方で、尖閣については「中国も独自の主張があるが、さまざまなチャネルを通じて、対話を通じて、やはりどうやっていわゆるクールダウンさせていくかということを、その可能性を探るということが今、大事ではないかと認識している」とした。(編集担当:森高龍二)