自民は経験に裏打ちされた責任感持つ 安倍総裁

2012年10月01日 11:00

 自民党の安倍晋三総裁は28日夕の記者会見で、党役員人事について「政権奪還のための布陣」と強調するとともに「自民党は民主党と違い、経験に裏打ちされた責任感を持っている。その観点から重厚な新執行部を構成した」と閣僚経験者をいずれも主要ポストに据えた理由をあげた。

 また、石破幹事長について「演説を横で何回も拝聴した。力強さ、説得力、中身について敬服した」とし「石破さんとわたしが協力して、日本を取り戻せと、その考えのもとで幹事長にお願いした」と語った。

 安倍総裁は青年局長、女性局長らと毎週1回、話す機会を作りたい考えも示し、若い層、女性層の意見を汲み上げていくとした。(編集担当:森高龍二)