中国農業省 尖閣諸島海域を定期パトロールへ

2012年09月18日 11:00

 中国・新華社通信は中国の農業省の担当者の話として「国の主権を主張し、漁民を守るために釣魚島付近(尖閣諸島)海域の定期パトロールを行うと語った」と報じた。

 領有権をめぐり領海周辺での緊張は当面続くことになりそうだが、日中関係の重要性を両国政府ともに認識しながら、両国ともに国民からは外交能力を問われかねないだけに落としどこがみつかっていない状況だ。

 中国の漁船は尖閣諸島海域で毎年1000隻以上が操業し、年間15万トンを超える水揚げがあると新華社通信は報じている。(編集担当:森高龍二)