ルノー・日産連合がMITSUBISHIを支援?新たな協業体制を発表した三社連合とは

2013年11月07日 08:03

mitsubishi

三菱製の電気自動車(軽自動車規格)が、ルノー+日産の眼鏡に適ったのか? 今後のルノー+日産連合と三菱、3社の動きに注目が集まる。

 ルノー・日産アライアンスと三菱自動車が11月5日、新たな協業体制を組むことを発表。商品、技術、生産能力を3社で共用する新たなプロジェクトを共同で検討することに合意したという。これにより、日産自動車と三菱自動車の戦略的協力関係が、三菱対:ルノー・日産アライアンスにまで拡大する。

 ルノー・日産アライアンスの会長兼CEOのカルロス・ゴーン氏によると、

 「日産と三菱自動車は、これまでもいくつかの協業を行い、メリットを享受してきました。最も新しい協業は日本での軽自動車の合弁会社の成功です。この協力関係の拡大に向け今後も検討を継続することとなりました。これは、日産と三菱自動車の生産的な協力関係をさらに活用し、ルノーに新たな機会をもたらすことになります」となる。日産と三菱自動車は、両ブランドの軽自動車を共同開発するために2011年6月、合弁会社の株式会社NMKVを設立。同社が手掛けた初の商品は、今年夏に発売された日産「デイズ」と三菱「eKワゴン」だ。

 今後、ルノー・日産アライアンスと三菱自動車は、電気自動車(EV)と最新のプラットフォームに関連した技術を共用する意向で協議している。確かに、ルノーと日産、三菱自動車は、EVなどの量販型ゼロエミッション車の発売においてパイオニアだ。日産と三菱自動車は、「両社の合弁会社であるNMKVを発展・強化させてEVを含む、新たなグローバル・エントリーカーの共同開発を検討する」としている。この車両は、日本国内市場で人気のある軽自動車のプラットフォームをベースとするようだ。なお、商品、販売市場、生産に関する詳細は後日別途発表される予定だ。

 今回発表の協業事業で最初にマーケットに投入するのは、ルノーの車両をベースにした三菱ブランドの新型セダン2車種だ。それは以下の前提で検討している。第1弾のセダンは、北米向けDセグメントに投入する予定のモデルで、生産拠点は韓国・釜山のルノー・サムスン工場で行なう。セダン第2弾は、グローバルのCセグメント市場に投入する車種で、生産工場は現在協議しているという。

 国内市場の2013年4-9月期における登録車販売台数がスズキ自動車に次ぐ7位、年半期販売台数1万5945台と、低迷をとおり越し、企業としての危険水域に達している三菱自動車を救う協業となるか、注視したい。(編集担当:吉田恒)