三井ホームが、三井不動産によるスマートシティプロジェクトが進行中の千葉県・柏の葉キャンパスエリアにおいて、「暮らし継がれる家」木の家ツーバイフォー工法による実証実験住宅「次世代スマート2×4”MIDEAS”」を完成させたと発表した。
環境やエネルギー問題に対応した安心・安全・サスティナブルな街づくり、世界最先端の知と技術で課題解決型の街づくりを目指す「柏の葉スマートシティプロジェクト」。三井ホームは、この「柏の葉スマートシティプロジェクト」に参画しており、今年の11月から、最新の技術を結集した「次世代スマート2×4”MIDEAS”」において実証実験をスタートさせるとのこと。今後、実証実験から得られる成果を次世代スマートハウスの開発ならびにリフォーム事業につなげ、エネルギー使用量のさらなる削減と、健康・快適性能の向上など新たな価値を両立させる家づくりを行うという。
実証実験住宅「MIDEAS」は、木の家の特長である鉄骨やコンクリートには無いCO2を蓄積する能力と、ツーバイフォー工法が持つ高断熱・高気密性をベースに、新たに開発した創・蓄エネ技術と環境技術を結集したもの。住宅の長い寿命の中で建設時、運用時、廃棄時においてできるだけの省CO2にも取り組み、さらに太陽光発電などの再生可能エネルギーの創出によって、住宅の一生涯におけるCO2収支をマイナスにする住宅となっている。