韓国の日刊紙・東亜日報は「日本政府が尖閣諸島(中国名・釣魚島)の3島を20億5000万円(約297億ウオン)で買い取ることで地権者と合意した。地権者は24年前に3800万円(5億5100万ウオン)で購入した3島を54倍の値段で売ることになった」と報じた。
また、2002年3月から2012年3月まで、年間2450万円で日本政府が地権者から賃借してきたことを報じるとともに、日本政府は「島の平穏かつ安定的な維持のために賃借し、管理している」と説明している旨を伝えた。
藤村修官房長官は尖閣諸島の国有化に向けて地権者らと交渉をすすめていることは認めているが、「内容については一切話せない」とし、「きちっと結果が出たときには政府として発表させていただく」とだけ語っている。(編集担当:森高龍二)