領海警備情報など機密性強化へ

2012年09月10日 11:00

 国土交通省は海洋権益の保全を図るため、領海警備体制を強化する必要があるとして、25年度予算概算要求に監視能力や制圧能力を備えた1000トン型の巡視船と監視・追跡・捕捉能力を備えた30メートル型巡視船を整備する費用として54億1900万円を組み入れた。

 また、海上保安庁が保有する領海警備情報や犯罪捜査情報などの機密性を強化するため、業務に常用する情報システムを「クローズ系システム」に整備するため19億1100万円をあてた。(編集担当:森高龍二)