忘年会シーズン突入! 景気回復の兆しで、例年よりも早い予約の傾向

2013年12月14日 18:26

 2013年も、あとわずか。12月に入ると途端に街は賑やかになり、忘年会で盛り上がるサラリーマンの団体をよく見かけるようになる。トレンド総研が先頃発表した忘年会の実態調査によると、この12月の第二週・三週目は、和食店や専門料理店の利用者数が通常の約3倍程度まで増加するという。さらに今年は景気回復などの動向もあり、例年よりも予約の入り始めが早い傾向がみられた。

 また、同調査によると、会社の忘年会は翌日が休業日の金曜日はもとより、ノー残業デーとする企業の多い水曜日にも集中しているという。残業がないので早い時間から揃って始められるというのが大きな利点のようだ。しかし、平日の忘年会でついつい食べ過ぎたり飲みすぎたりしてしまうと、次の日に響いてしまう可能性もあるので、薬の力を借りる人も多いのではないだろうか。

 gooランキングによる「食べ過ぎたときに飲む市販の胃腸薬」をみると、興和新薬の「キャベジンコーワ」や太田胃散の「太田胃散」、第一三共ヘルスケア<4568>の「新三共胃腸薬」、そしてロート製薬<4527>の「パンシロン」など、定番の胃腸薬に人気が集まっていることがわかる。ランキングに入っているものは、どれも名前くらいは聞いたことのあるものばかりで、すでに今年もお世話になったという人も多いのではないだろうか。医薬品、とくに胃腸薬は、数多くのメーカーから多様に発売されているが、やはり長年培われた信頼のあるブランドに人気が集まっているようだ。

 とはいえ、定番商品もその人気にあぐらをかいているわけではなく、消費者のニーズに合わせて、日々、改良されている。たとえば、今年4月に発売されたロート製薬の「パンシロン ビオリズム 健胃消化整腸薬」などが良い例だろう。同商品は、胃と腸を動かす成分「カルニチン塩化物」をOTC基準内最大量の600ミリグラム配合し、乳酸菌や乳酸菌や3種類の消化酵素など胃と腸全体を整える独自のトータルアプローチを行うことで、女性の3人に1人は悩んでいるという「おなかのハリ・もたれ」をスッキリさせることに特化した処方となっている。携帯に便利なパウチ袋入りということも手伝って、20代、30代の女性を中心に口コミでじわじわと人気が高まっているようだ。

 また、忘年会シーズンといえば、ビール業界の動向にも注目が集まる。近年、焼酎やワインにおされ気味ではあるものの、せめて乾杯くらいはビールでというパターンが圧倒的に多い。12月11日に発表されたビール酒造組合のレポートによると、今年1~11月累計では、98.1%となっている。ビールの消費量は気候にも大きく左右されるが、ビール市場は景気のバロメータとも言われることもあり、本格的な忘年会シーズンからの巻き返しに期待がかかるところだ。

 賑やかな忘年会は来年に向けての景気づけにもなる。飲みすぎや食べ過ぎには十分注意しつつ、明るく元気に楽しみたいものだ。(編集担当:藤原伊織)