安倍晋三総理は24日の閣議で沖縄振興に平成24年から平成33年度まで、毎年3000億円台の予算をあてる考えを示した。
菅義偉官房長官は安部総理は「沖縄は成長するアジアの玄関口に位置づけられる」とし「その潜在力を踏まえ、沖縄が日本のフロントランナーとして21世紀の成長モデルとなり、日本経済活性化の牽引役となるよう、国家戦略として沖縄振興策を総合的、積極的に進める必要がある」との考えを語ったという。
また、安倍総理は「沖縄への投資は未来への投資である」とし「沖縄振興への取り組み強化のため、現行の沖縄振興計画期間(平成24年度から33年度)、毎年、3000億円台を確保する」と明言した。
安倍総理は「関係各大臣は沖縄振興推進のため、一層の取り組みと協力をお願いしたい」と指示を行った。
安倍総理は仲井眞沖縄県知事との会談でこうした考えを示すなどし、普天間飛行場の辺野古への移設に理解と協力を求めていく意向。(編集担当:森高龍二)