沖縄県那覇市出身で日本共産党の赤嶺政賢衆議院議員は「辺野古新基地建設埋め立て可否判断が迫っているが、強襲揚陸艦ボノム・リシャールが接岸でき、オスプレイ12機を即座に搭載できる軍港機能を計画していることが市民団体の埋め立て申請書精査で分かった」として、「防衛省と安倍内閣は県民を欺き続けている」と厳しく批判している。
赤嶺衆議院議員は、辺野古に建設される普天間の代替基地は「ホワイトビーチと普天間基地を合わせた海外侵略用軍事基地」と揶揄するとともに、建設に反対の姿勢を強めている。
仲井眞弘多沖縄県知事は国が出している辺野古沖埋め立て申請に対し、年内にも判断を下す意向で、申請を承認する場合と承認しない場合のいずれにも対応できるよう想定してスケジュールを立てるように県幹部に指示を出している。
埋め立て申請に対する知事判断が迫っていることから、安倍晋三総理も、菅義偉官房長官も沖縄県の基地負担軽減に全力を出来る限りの取り組みを行うと県民の理解を得るための努力を惜しまない姿勢を特に強くアピールする機会が目立っている。こうした中での赤嶺議員の指摘に沖縄県民の反応が注目される。(編集担当:森高龍二)