KC130 普天間から岩国移駐へ 地元に感謝

2013年12月17日 09:54

 米軍のKC130空中給油機を沖縄の米軍普天間飛行場から山口の米軍岩国基地へ移駐することを容認すると山口県の3市町が受け入れを容認したことについて、菅義偉官房長官は16日、「山口県の副知事はじめ議長、副議長、岩国市長と周防大島町長、和木町長がきょう官邸に来られ、移設に対して明言を頂いた、大変ありがたい」と感謝の意を示した。

 菅官房長官は「沖縄から、まとまった形で移設するのは初めてのこと」とし「沖縄県民の負担軽減を目に見える形で実現できることができ、本当に良かった」とした。

 これは沖縄の負担軽減や普天間飛行場の危険性の除去の重要性から総合的に判断してできるところから取り組んでいこうと山口県岩国市と周防大島町、和木町の首長らと藤部秀則副知事らが来年6月から9月の間の米軍岩国基地への移駐を認めたもの。(編集担当:森高龍二)