森本敏防衛大臣は7日、オスプレイのモロッコ事故について「そう遠くない時期にアメリカ側から説明の準備が整ったと言ってくるのではないか」との見通しを語った。
また、オスプレイに試乗したことについては「今後の職務遂行に役立つと思う」とプラスの経験になるとの判断を示した。
森本防衛大臣は「乗ってもいない飛行機を説明するというのはなかなか難しい面があるかもしれないと思った。試乗ではパイロットと副操縦士の後ろの席に座って、1時間にわたり説明を受け飛行した。大体この飛行機というのは他の飛行機と相当システムが違って、どのように運航されているかということが私なりに理解できた」と述べた。
そのうえで、森本防衛大臣は「2番目に事故調査報告書が出た場合、技術的な内容の表現がある場合、かみ砕いて説明するとき、より理解しやすいように皆さんに説明できるのではないか」と試乗体験を活かし、分かりやすい説明ができるとした。(編集担当:森高龍二)