スペインの人たちの多くが日本に関心を持ち、日本人について「働き者」「礼儀正しい」などのイメージを持っていることが外務省のスペインでの対日世論調査で分かった。
これは今年3月に外務省が王立エルカノ財団に委託して18歳以上の1000人から電話による聞き取り調査を行ったもので信頼度は95.5%としている。
それによると、日本への関心については「非常に関心がある」、「関心がある」、「なんとなく関心がある」と回答した人は68%。日本に対する印象について「とても良い」、「良い」と回答した人は75%で、日本人に対してのイメージでは「働き者」や「礼儀正しい」が上位を占めた。また、35%の人は日本語を学習してみたいと答えていた。
また日本製品を購入した人の95%が「非常に満足」や「満足」と回答。一方、スペイン外交での地域別優先度ではアジアの中での重要なパートナーは中国が56%と断トツ1位。日本は2位ながら24%にとどまった。(編集担当:森高龍二)