行革・公務員改革の路線引継ぎ望む 岡田副総理

2012年12月20日 20:29

 行政改革や公務員改革に精力的に取り組んできた岡田克也副総理は次期政権を担う安倍政権に対し(1)公務員の人件費(2)定員の純減方針(3)65歳まで働けるようにするが、総定数は変えないなどの考えは法案になっていないものについても路線を引き継いでほしいとした。

 また、田中眞紀子文部科学大臣が「強い日本といったときに、(精神力や外交力を意味するのでなく、武力、安全保障の面で)もっと強い日本であってほしいと思う世代が増えていると思うので心配している」と戦争を知らない若い世代の外交意識に懸念を示したと同様に、岡田副総理も「自民党は非常に勝ったが、選挙戦を戦ってみて、極端な路線、特に、外交での尖閣など公務員を常駐化させるという自民党の公約、そして、日本維新の会の石原慎太郎代表なども相当極端なことを言っておられたが、そおいう路線がかなり受けたところがあるというふうに思う」と語り、「それは不幸なことではないかというふうに思う」と右傾化する若者意識を危惧した。(編集担当:森高龍二)