安倍総理のきな臭い考えに反対の意思表示を 海江田代表

2014年07月22日 15:40

 民主党の海江田万里代表は党女性議員ネットワーク会議後の懇親会でのあいさつで、来年の統一地方選挙が社会保障の安定充実と平和な日本を柱にして戦うことになるとの見通しを示した。

 海江田代表は「集団的自衛権の関連法案が統一地方選後に出てくるとされている。それに対して安倍総理のきな臭い考え方には反対という意思表示をしてもらいたい」と呼びかけた。

 また社会保障について「消費税の増税分は社会保障の安定と充実のために使うということで民主党は(消費税増税の)苦渋の決断をしたが、3党の約束はすでに破られていると考えている」と政府・与党を批判。

 海江田代表は「わが党は社会保障の安定と充実に向けてはどの政党よりも力を入れている」と社会保障に精力的に取り組んでいる党の姿勢を強調した。

 民主党の女性議員は国会議員12人を含め地方自治体の議会議員合わせて280人近くになる。女性議員ネットワーク会議は「性暴力、あらゆるハラスメント、人身取引、DV、ストーカーなど、女性に対するあらゆる暴力を禁止する法律の制定など「安心して生きる」ための環境づくりやシングルマザーへの支援など女性・子どもの貧困解消や格差是正など「安心して働く」環境整備を重点施策にあげている。(編集担当:森高龍二)