25日に民主党代表が決定 同日9時選挙告示

2012年12月23日 21:27

 民主党の代表選挙が25日実施される。同日朝9時に告示され、午前10時までの間、党の本部で立候補受付を実施。午後2時から代表選出のための両院議員総会を都内で開き、新代表が決まる。

 就任は同日付となる。新代表の任期は2015年9月末日まで。代表選挙に立候補できるのは党所属の国会議員で、中央選管委員を除く20人以上、25人以内の党所属国会議員の推薦を得た人となっている。

 立候補が1人である場合には両院議員総会の承認をもって、選挙に代えることになっている。これまでに海江田万里元経済産業大臣が出馬を表明している。

 海江田氏はさきの総選挙については「有権者の多くの声の中で、もう一度だけ民主党に投票するけど、今度が最後だからねという声が今も私の胸に残っている」とし「比例復活できたのはこうした声に代表される1票1票の積み重ねだった」とし「私にとっては執行猶予期間と考え、これまで以上に国会での活動に力を注ぐ」としている。火中の栗を拾うことにしたのも、その覚悟からと見られ、党内融和を前面に支持拡大を図っている。(編集担当:森高龍二)