進まぬ政治は政権能力がないからだ 川口元外相

2012年07月11日 11:00

 川口順子元外務大臣は10日の参議院予算委員会で「進まぬ政治は、ねじれ国会もあるが、ねじれ以前に民主党(政権与党)に政権能力がないからだ」と民主党政権を批判した。

 川口元外相は特に閣法の成立率をとりあげ、鳩山、菅、野田政権での3代総理の下での平均成立率は68%。これに対し安倍、福田、麻生政権での3代総理の下での平均成立率は87%。「2割も違う。これはまさに与党力だ」と政権与党としての民主党の与党力を問題提起した。(編集担当:森高龍二)