みんなの党の浅尾慶一郎代表は両院議員懇親会であいさつし「消費税増税凍結はいいが、なんで衆院解散をするのだろうと戸惑っているのが、一般的な有権者の声と思う」とし「本来やるべきは、増税凍結の後、行政改革や規制改革をやり、経済を成長軌道にのせていくこととするのが一般的感覚だろう」とここでの衆院解散は一般的感覚からずれているとの考えを示した。
浅尾代表は「解散は総理の専権事項なので解散となれば、我々の政策をしっかり訴え、大きな流れにしていくことが大事」とした。
浅尾代表は「来週にも解散といわれているが、その前にも様々な法案の審議は行われるので、それには党としてしっかり対応していく」とした。
水野賢一幹事長は「経済状況が良くないから増税を断念する決断をして、国民に信を問う話なのでしょうが、私達は予てから経済の状況を悪くすることが目に見えているからこそ、5%から8%にアップすること自体に反対していた。増税の前にやるべきことがあるという私達の主張を今後も繰り返さざるを得ない」とさきの記者会見で語った。
水野幹事長は「私達としては経済への一番の特効薬というのは、8%に上げたことに対してこれを5%に引き下げるというようなことこそ大切ではないかということを軸にした経済対策を、政調を中心にまとめていく」とした。(編集担当:森高龍二)