総理訪米でTPPに触れないことあり得ない

2012年12月31日 13:22

 民主党の原口一博元総務大臣は安倍晋三総理が訪米した際にTPPに何も触れないということはありえないという観測が永田町に広がっているという。

 そのうえでTPPに慎重な対応が必要としている原口元総務大臣は「TPP参加を阻止する力は政府与党から出てこないように思えてならない」と危惧する。

 原口元総務大臣は「野党の時は野田首相を厳しく攻め立てて、TPP絶対反対と言って支持団体の推薦をもらった自民党の代議士(衆議院議員)たちはどう動くだろう」と彼らの動きにも関心を示している。

 原口元総務大臣は自身が副会長を務める超党派の「TPPを慎重に考える会」の議員も総選挙で多く落選してしまったとし、TPP参加交渉に慎重な姿勢をとるよう求める仲間が減少したことにも懸念を示している。(編集担当:森高龍二)