トライアングルで政策をカネで買うようなと酷評 高木国対委員長

2015年02月26日 08:09

 民主党の高木義明国対委員長は25日、西川公也前農林水産大臣の政治献金をめぐる問題を発端とした辞任に「この問題は、まさに長い間政権を担った自民党の、政界・官界・業界のトライアングルで政策をカネで買うような体質を示すものだ」と強く批判した。

 高木国対委員長は「西川議員は大臣を辞めたからそれで終わりではない」と説明責任をきちっと果たすよう改めて提起した。

 また、安倍晋三総理の野次などに「釈明・謝罪を求めなければならないこと自体残念」と述べ、「総理はじめ閣僚には正面から質問を受け止め、答弁していただきたい」と求めた。

 また、安住淳幹事長代理は西川議員の大臣辞任に「維新の党と一緒に追及して成果を上げられたのは大きい。与党が大きな数を占める中、民主党と維新の党が共闘し、共産党も巻き込んで3党でやれば巨大な岩をも動かせることが証明できた」とし、今後も、巨大与党にしっかり対峙できる軸をつくり、野党連携して国民の期待に応えていきたい旨を語った。(編集担当:森高龍二)