下村博文文部科学大臣は8日の記者会見で、官邸に教育再生実行会議を立ち上げることにしたと発表した。安倍総理の教育再生への強い思いが反映された。会議メンバーにはアフラック最高顧問の大竹美喜氏、早稲田大学総長の鎌田薫氏、熊本県知事の蒲島郁夫氏らが入る。来週中の立ち上げになるもよう。
自民党は党内に教育再生実行本部を設けて、特に教育上問題になっている「いじめ」問題について対策を検討してきたが、下村文部科学大臣は「官邸の教育再生実行会議においても、いじめ対策を重点に議論して頂きたいと思っている」とした。
また、「教育委員会の抜本的な見直しについても議論頂きたいと思っている」としたほか、「大学の質・量ともの、今後の大学のあり方についても抜本的改革を中心に、グローバル教育に対応した教育を議論頂きたい」とした。
下村文部科学大臣は「平成25年が平成の教育改革のスタートの年になったと後年に評価されるようにしたい」と語った
また月に2回程度の頻度で議論を進めていってもらう意向も示した。(編集担当:森高龍二)