維新・民主両幹事長ら会談 政治資金問題で

2015年03月07日 09:36

維新の党の松野頼久幹事長は6日、民主党の枝野幸男幹事長、高木義明国対委員長らとの会談後の記者会見で「主に政治資金(政治とカネの問題)について意見交換した」とし、「何らかの政治資金規正法の改正が必要だろうという話をした。民主党は党の政治改革本部で党としての案をまとめるということだったので、案がまとまり次第、共産・社民も含めすべての野党で議論するテーブルを設けようという事になった」と述べた。

 また枝野幹事長らとの会談では「文書通信交通滞在費の扱いについても議論をお願いしたいと伝えた」と語った。

 一方、枝野幹事長は記者会見で「パーティー券を含めて企業・団体献金を全面禁止する。少なくとも補助金を受けている企業からの献金について規制を厳しくするという2段階の考え方を含んだ民主党案がまとまった時点で、維新の党を含めた野党各党で協議をしていきたい旨を述べた」と語り「維新側からは同党の取り組みや考え方とともに、野党各党が協力できるところは協力して進めていきたいとの話があり、民主党案のめどがつき次第、野党間で協議する方針で一致した」と松野幹事長と同趣旨の会談内容を語った。(編集担当:森高龍二)