最低賃金1000円以上法案の提出を検討

2013年01月13日 19:48

 社会民主党の福島みずほ党首は13日、党の立て直しと参議院選挙に向けて動き始めたとNHK番組で語り、政策では「労働者の給与を上げる政策に取り組む」と強調した。

 福島党首は若者の雇用確保と「中小企業に配慮したうえで、最低賃金を(1時間あたり)1000円以上とする法案を出すことも検討したい」とした。

 また、原発・エネルギー政策について「安倍内閣が原発の新増設と原発再稼動に非常に前向きなことを大変危惧している」とし、「大飯原発などは即廃炉にすべき」とした。

 また、憲法改正への安倍政権の動きに「自民党の憲法改正案は基本的人権を極めて制約するものであり、9条改正などとんでもない中身で、戦争のできる国にするもの」と批判。「憲法を生かすための各地での運動、連携で国会の中の改憲勢力と戦っていきたい」と話した。(編集担当:森高龍二)