野田佳彦総理は２日、小沢一郎元民主党代表ら衆議院議員３８人と参議院議員１２人の合わせて５０人が離党届を提出したことについて、党代表として「多くの議員が離党の意思を固めたということに国民のみなさん、党員、サポーターに心配をかけている。お詫び申し上げたい」と５０人の国会議員が離党する事態を招いたことを詫びた。
その上で、野田総理は消費税増税を含む社会保障と税の一体改革関連法案について「必ず成立させなければならない」と強い意欲を示した。
野田総理は「今回の一体改革では社会保障を棚上げしたものではない。増税先行ではない」と強調。「今を生きる国民の生活と将来世代の国民の生活を守るための改革だ」と繰り返し強調した。（編集担当：森高龍二）
