生活の党の小沢一郎代表は、14日の記者会見で、国民がバックアップしてくれ、野党が覚悟を決めて不信任案を連発すれば、1週間や10日は審議ができず、会期が終わるので、安保法案成立は阻止できるとの考えを示した。
小沢代表は「与党だけで(今週)採決はしないと私は思っている」とし「与党だけで採決(強行採決)すれば、国民の風当たりが強くなるから、そんなリスクを負ってまで今週中に採決しなければならないのか。まだ、来週くらいまで、やりようであると思うが」との読みをした。自分が政府・与党の立場だったら、やらないとの考えだ。
また小沢代表は「衆議院で強行採決し、参議院で60日経過して衆議院に法案が戻ってきた時、野党が覚悟し、内閣不信任案を連発すれば成立は阻止できる」とした。
その前提に「野党の覚悟は国民の応援がなければできない」とも語った。また「国民のみなさんは、この法案が国民のためにも、国の為にもならないということを、行動を持って(法案に反対する党へのバックアップで)示す以外にない」旨も語った。(編集担当:森高龍二)