武器・弾薬輸送「実際は戦場の中でやるのだ」

2015年08月11日 08:12

 社会民主党の福島みずほ副党首は10日の参院予算委員会で、後方支援で自衛隊が武器・弾薬を運べることになっているが、どこまで運べるのかと質した。

 中谷元防衛大臣は「国際平和支援法、重要影響事態法に基づき、武器の補給・提供はしないが、弾薬は認めることになっており、武器・弾薬の輸送については、特段の制限はない。陸上、海上、航空のいずれもが考えられる」と答えた。

 そのうえで中谷防衛大臣は「実際には、現に戦闘行為が行われている現場から離れて、安全が確保された場所に設置された輸送のための拠点まで、他国軍隊の物資を輸送することになる。安全な地域の指定は防衛大臣が指定する」とした。

 中谷防衛大臣は「弾薬はニーズに基づいて運ぶ」とし「運ぶ場合には、相手国と事前に十分調整したうえで実施するし、法律に定められた範囲において実施する。現に戦闘が行われている地域では実施しない」と答弁した。

 福島副党首は「戦場の隣まで武器・弾薬を運び、弾薬については提供するというが、そんなことあり得ない。そこで、もの(武器・弾薬など)を積み換えるとすれば、そこは最も危険だ。戦場の隣はあっという間に戦場になる。そこまで武器・弾薬を運び、弾薬を提供する。実際は戦場の中でやるのだ」と追及した。(編集担当:森高龍二)