国政課題に丁寧な説明できた? 国民意識と乖離

2015年11月13日 08:22

 菅義偉官房長官は12日の記者会見で「衆参の2日間の予算委員会での集中審議(閉会中審査)で、政府としてはTPPはじめ国政課題について丁寧な説明を行うことができたと思う」と2日間で、国政課題に丁寧な説明が行われたとの考えを示した。国民意識との乖離が浮き彫りになった。

 また菅官房長官は臨時国会の開会について「与党と相談しながら最終的に(どうするかを)決めたい。その際に、審議するべき法案の精査や、総理の外交日程、予算編成など、事情を考慮しながら決めたいと思う」とした。また「最終的には総理は谷垣禎一幹事長とも相談しながら決めることになるだろう」と語った。

 また、防衛省沖縄防衛局が同日から名護市辺野古への普天間飛行場代替施設建設のためのボーリング調査を再開したことについて、記者団の質問に答え「作業の安全に十分注意し、環境保全、住民の生活環境に配慮しながら工事を進めていく」と答えた。菅官房長官は「法に基づいて作業を進めていく」とした。(編集担当:森高龍二)