維新の党の松野頼久代表は１２日の記者会見で「民主・維新ともに、できれば年内に解党し、他の野党も含めて、改革勢力が一つにまとまれば良いと思っている」との認識を示した。
そのうえで「そうした動きになっていくことを期待するが、民主党の岡田克也代表と信頼関係の中で色んな話をしてきているので、しっかり岡田代表とも話をしていきたいと思っている」と語った。
松野代表は「江田憲司前代表から、民主党の細野豪志政調会長・前原誠司元外務大臣との会談で『年内に両党解党し、一つの党になることで一致した』との報告を受けた」と語り、一つになることについては「自身（松野氏）が以前から言ってきたこと」と評価し、期待感をうかがわせた。
また、政府・与党が臨時国会を開こうとしないことに「臨時国会を開かないというのは異常なことだ。余程、国会が嫌いなのかなぁと思う」と酷評した。
松野代表は「複数税率のこともあるし、ＴＰＰ問題も（衆参の予算委員会閉会中審査の）わずか数時間では、語りきれないほどの内容が入ってくる。国益にかかわることなので、やはり臨時国会で説明するべき」と国会を開くよう求めた。（編集担当：森高龍二）
