自民党の谷垣禎一幹事長は1日、党役員会後の記者会見で、消費税10%への引き上げについて、予定通り来年4月に実施するか、先送りするか、消費税10%への引き上げが仮に見送られる場合に、その条件についてはどのように考えるのかとの記者団の質問に「まだそういうことを申し上げる時期ではないと思っている」と答えた。
また、衆院議員補欠選挙について、京都3区の補欠選挙については「先週末、京都に私が帰り『候補者を擁立しない』という方針を伝えてきた。京都府連側からもいろいろ意見はあったが、補選もさることながら、本選挙は絶対不戦敗というわけにはいかないので、それに向けてきちんと準備をしていこうということをお互いに確認し合った」と本選挙での議席獲得の準備を進めることを確認したとした。
また、京都3区の補欠選挙を諦めた分、茂木敏充党選挙対策委員長からは「北海道5区補選に全力を傾注していく」との決意が示され、さらに、茂木選対委員長からは「(今後の国政選挙において)民共合作の候補が多く擁立されてくるが、しっかり戦っていきたい」ということが語られたとした。(編集担当:森高龍二)