台湾高速と高速鉄道車両を契約 川崎重工と東芝

2012年05月28日 11:00

 川崎重工と東芝は台湾の台湾高速鉄路股狹?有限会社から高速鉄道車両4編成48両を受注したと27日までに発表した。今年12月に最初の編成を納入し、2015年11月までに順次納入していく。

 契約によるとプロジェクト全体の統括と車体、台車の設計、製造は川崎重工が担当。電気機器、空調、車上無線システムの設計、供給は東芝が担当する。

 車両は東海道・山陽新幹線で運行している700系新幹線電車をベースに台湾高鉄向けに設計変更された700T型電車になる。最高営業運転速度は時速300キロメートルとしている。(編集担当:森高龍二)