日韓首脳会談が1日、米国ワシントンであり、安倍晋三総理は朴槿恵(パク・クネ)大統領と約20分、意見交換した。外務省によると、安倍総理からは昨年末の慰安婦問題に関する合意について改めて歓迎の意が述べられ、朴大統領とこの合意を着実に実施していくことで一致した。重要な日韓関係での両国首脳による会談が行われた意義は大きい。
また北朝鮮に関する問題では北朝鮮が挑発行動を繰り返していることに安倍総理が、日韓両国政府が緊密に連携できていることを高く評価したうえで「この機会を捉え、日韓・日米韓の安保協力を様々な形で一層深めたい。また北朝鮮の人権・人道問題の解決に向け引き続き協力していきたい」旨を伝えた。
これに対し、朴大統領から「韓国にも同様の問題がある」としたうえで「協力していきたい旨が述べられた」。両首脳は北朝鮮に対する強固な姿勢を確認し、引き続き緊密に連携していくことで一致した。(編集担当:森高龍二)