民進党の岡田克也代表は3日のNHK番組で、安倍晋三総理が同一労働同一賃金に踏み込んで実現を目指す姿勢を示していることに「昨年までは均等はいいが、同一は駄目と言っていたわけだから、それを方針転換されたということは率直に評価したい」とした。
そのうえで岡田代表はその実現のためにどうするのかということを「参院選挙までに明確に示してもらいたい」と提起した。
岡田代表は「言葉だけが踊って、中身が伴わない可能性が非常にあるので、きちっと中身を(参院選までに示し)約束して頂きたい」と実効性があがるよう釘を刺した。
社会民主党の吉田忠智党首も安倍総理が同一労働同一賃金に踏み込んだことを「良いことだと思う」と評した。
吉田党首は「労働者の4割が非正規、女性労働者の6割が非正規、20代、30代の労働者の5割以上が非正規なので、正社員になりたい人は正社員になれるような政策をしっかり進めていく必要がある」と提起。また官製ワーキングプア問題も合わせて解決していくべきとした。(編集担当:森高龍二)